関西総合システム

今から数年前、コーズウェイ (Johor-Singapore Causeway) と呼ばれる渋滞する1㎞の道路で大アジアと繋がっているシンガポールが世界最大の港であることが信じられなくて、マレーシアからバスとMRT (Mass Rapid Transit: 高架鉄道・地下鉄) を乗り継いで見学に行きました。延々に続くターミナルと6段積みされたコンテナに圧倒され、驚くほど多くの船舶が海上に密集して錨泊している様は、万里の長城を彷彿とさせます。

 

 

その後、友人のヨットでジョホール水道のダンガ・ベイ泊地からマラッカ海峡を北上し、クアラルンプールに近いポートクラン港まで航海をしました。途中、セカンドリンク(Malaysia-Singapore Second Link)の下を潜り抜けたあたりのマレーシア側に、突然現れた30基以上のガントリークレーンが一直線に並ぶ光景に息を呑みました。

7段積み大型コンテナ船が接岸荷役しているが、航路標識は2対のみでそれ以外の船の出入りも少ない。利用度が上がればシンガポールに匹敵する中継港となりそうです。

 

 

マラッカ海峡の夜。右手には暗闇のマレーシア本土、左手には航海灯が切れ目無く行き交う航路。この夜景には、世界の膨大な物量が海上で運ばれていることを改めて実感させられました。

又、ポートクラン入港の際には、ヨットの左を追い抜いた大型船がコンテナ埠頭に接岸し、3基以上のガントリークレーンで直ちに積み替えを始める素早さにも驚かされました。

 

当社、関西総合システムは、阪神港だけではなく東京港・横浜港・名古屋港・その他日本国中の港湾業務に精通していると自負しておりましたが、たった2週間の休暇ではあったもののマレーシア・シンガポールの港を海上から観察しますと、使用されている設備や機材には内外の違いは無くとも、規模と熱気には大きな差を感じ、海運に関わる業務のIT化を更に推進する為には、国内の業務を理解するだけではなく、対応する海外港の実情に接することが急務と考えました。

そして、その得意とする港湾と貿易の業務について、より一層の経験を重ね理解を深めるように努力いたします。

 

代表取締役 石川 陽一